帰化申請と資産について!貯金・株券以外の資産、何を持っている?
貯金・株券以外の資産とは??
ただでさえややこしい帰化申請。いざ帰化申請を始めようとしても、インターネット上にあらゆる情報が溢れ、必要な情報を見つけるのに苦労されている方も多いのではないでしょうか?今回は、帰化申請のプロ・行政書士が「帰化申請と資産について!貯金・株券以外の資産、何を持っている?」をテーマにお話させていただきます。
帰化申請の「不動産」「高価な動産」とは?
帰化申請では、帰化申請をする本人・一緒に住んでいる家族の「保有している資産」をまとめて、「生計の概要(その2)」という書類に記入する必要があります。
保有している資産というと真っ先に「貯金」「株券(社債等)」が思い浮かぶと思いますが、帰化申請では貯金・株券(社債等)以外にも「不動産」「高価な動産」などを記入しなければなりません。今回は、貯金・株券(社債等)以外の2つについて、どのようなものがあるのかここでざっくりと解説していきたいと思います。
帰化申請の「不動産」とは?
まずは、「不動産」についてのおさらいです。
不動産とは、民法で規定する「不動産」は、土地および土地に定着している物をいう(86条1項)。それ以外は「動産」という。定着物には、建物、立木、橋、石垣などがあたる。建物および立木法による登記された樹木は、土地とは別個の不動産とみなされる。
● 不動産 とは | SUUMO住宅用語大辞典(https://suumo.jp/yougo/h/fudousan/)
帰化申請では、不動産について「所有しているすべての不動産を記載する」という決まりがあります。一般的に自宅の土地、自宅そのもの(建物)を記入することがほとんどですが、中には田んぼや畑、山林、電柱などを所有されている方もいらっしゃいます。
また、「不動産については国外にあるものも記載する」という決まりもあります。海外に不動産を所有している場合は、海外の不動産も忘れず記入しましょう。
帰化申請の「高価な動産」とは?
まずは、「高価な動産」についてのおさらいです。
動産とは、土地およびその定着物(建物)を不動産といい、それ以外の物を「動産」という。現金・商品・家財などの財産、土地に付着していても定着物でない物(仮植中の樹木や庭石など)、建物の構成部分とされないもの(障子、ふすまなど)も動産とみなされる。
● 動産 とは | SUUMO住宅用語大辞典(https://suumo.jp/yougo/t/dousan/)
帰化申請では、高価な動産について「おおむね100万円以上のものを記載する」という決まりがあります。一般家庭にある高価な動産としては、「自動車」「時計」「宝石」などが当てはまります。また、絵画や彫刻等の美術品、工芸品、楽器、カメラ、ペットなども動産に当てはまります。
資産状況がややこしいなら思い切って専門家へ
帰化申請で書くべき資産についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
資産の詳細な情報提供は、帰化申請者が日本での生活や経済的な自立が可能であることを示す一助となります。貯金や株券以外の資産がある場合は、必要な情報を正確に提供することで、帰化許可に近づくことができるでしょう。
ただでさえややこしい帰化申請、無理に自分でやるよりもその道のプロにお願いするほうが、手続きをスムーズに進めることができます。
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