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インドシナ難民について記述します。
インドシナ難民の流出は1970年代後半から80年代を通して見られ、特にその一部はボート・ピープル(漁船やヨットなどの小船に乗り、難民となって外国へ逃げ出した人々への俗称)として海外へと脱出したことで世界から注目されました。ベトナム・ラオス・カンボジアからの難民の総数は約144万人に達し、その内約130万人がアメリカ・フランス・日本等の第三国に定住しました。これらの人々の多くは中国系で、1979年前後には、急激な社会主義化による資産制限・国有化に加え、中越戦争による民族的緊張から、都市部で商業を営む華人が大量に国外脱出し国際的問題となりました。そのため、第三国に移住した多くのインドシナ系中国人により、フランスやオーストラリア、アメリカ等に世界有数のチャイナタウンが形成されていきました。
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