入国審査官について記述します。
入国審査官は、法務省出入国在留管理局に所属する行政職または指定職の国家公務員で上陸・退去強制についての審査・口頭審理、難民の認定に関する事実の調査等を行っており、法務省の施設等機関である入国者収容所と、地方支分部局である地方入国管理局に配置されています。また、国際感覚を身につけるため、海外の日本大使館等で勤務することもあります。入国警備官と異なり入国審査官に階級はなく、配置に応じて、「局長・支局長」「審査監理官」「入国審査官」といった役職名があります。現在、短期滞在や就学の資格で入国して不法就労をする外国人労働者や外国人による犯罪、不法入国等の問題が多くなってきていますので、入国審査官の役割はさらに重要になってくると思われます。
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