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大学院卒は有利?就労ビザ申請で知っておきたい3つの重要ポイント

「大学院を出ていれば就労ビザは有利」と思っていませんか?実は、学歴の高さだけでビザが取れるわけではありません。

この記事では、大学院卒が技人国ビザ・高度専門職ビザを申請する際のポイントや注意点を、わかりやすく解説します。

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就労ビザと学歴の関係とは?

技術・人文知識・国際業務ビザの申請を検討している方の中には、「学歴が高いほうがビザ取得に有利なのでは?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

大学院卒であることは技術・人文知識・国際業務ビザ(いわゆる「技人国ビザ」)の申請において有利になることがあります。ただし、「大学院卒だから無条件で許可されやすい」というわけではなく、以下のような点で間接的に有利に働くという意味です。

学歴要件を満たしやすいという点で有利

技人国ビザの基本要件は以下のいずれかになります。

  • 就こうとする職務に関連する分野で、大学(学士)卒業以上の学歴を有していること(外国の大学も含む)
    ※ 日本の専門学校卒業でも学歴要件を満たす可能性あり
  • 国際業務の職種(通訳・翻訳、語学指導など)では、3年以上の実務経験があれば学歴に代えて申請可能
  • 技術・人文知識の職種では、10年以上の実務経験があれば学歴に代えて申請可能

大学院卒であれば、当然この条件を満たしているため、申請要件を満たしやすいといえます。ただし、他の要素(職務との関連性など)に問題があれば、許可が下りないこともあります。

専攻と職務内容の関連性を説明しやすいという点で有利

ビザの審査では「学歴と就職する業務内容がどれだけ関連しているか」が非常に重要です。大学院ではより専門的な研究を行っているため、就職先の業務と専攻内容の関連性を明確に示しやすく、説得力ある申請書類を作成しやすいというメリットがあります。ただし、専攻と職務が一致していないと判断された場合、学歴が高くてもビザは不許可になる可能性があります。

高度専門職への将来の移行に有利

将来的に「高度専門職ビザ」や「永住申請」を考える場合、「修士・博士の学位」は高度ポイント制で大きな加点となります。

専攻不一致に注意!大学院卒でも不許可になるケース

たとえ大学院を卒業していても、専攻分野と就職先での業務内容に関連性がない場合、就労ビザ(技術・人文知識・国際業務ビザなど)が不許可となる可能性があります。

たとえば、文学・社会学・心理学といった文系の修士課程を修了した方がITエンジニアとして働こうとする場合、入管では「学歴と職務内容の関連性が認められない」と判断されるおそれがあります。ビザを確実に取得するために、「なぜその職種を選んだのか」「どのような知識やスキルを有しているか」を、経歴書や理由書などの書類で丁寧に説明することが重要です。

実際に、以下のような専攻と職務の組み合わせは、「関連性がない」と判断されやすいため、特に注意が必要です。

専攻 職務 解説
心理学/教育学 システムエンジニア(プログラマー) 文系専攻とIT業務は関連性がないと判断されやすく、不許可リスクがあります。
美術/デザイン 一般事務/営業事務 クリエイティブ系と事務職の職務は乖離が大きく、説明が困難です。
中国語学/国際関係 ネットワークエンジニア 語学や国際分野は、通信・ネットワーク職種との関連性が低いため不利になることがあります。
法学 Webデザイナー 法学とWeb制作業務には直接的な関連がなく、学歴との整合性を丁寧に説明する必要があります。
※他の加点要素(職歴、年収、日本語力など)もあります

このようなケースでは、ビザを確実に取得するために、「なぜその職種を選んだのか」「どのような知識やスキルを有しているか」を、経歴書や理由書などの書類で丁寧に説明することが非常に重要です。

高度専門職ビザでは大学院卒が有利

将来的に「高度専門職ビザ」や「永住申請」を考える場合には、大学院卒であることが有利に働きます。高度専門職ビザは「高度人材ポイント制」に基づき、さまざまな項目で加点され、70点以上で申請が可能です。大学院卒であれば、他の項目(職歴・年収・語学力など)と組み合わせることで、ポイントを満たしやすくなり、永住許可への道も短縮できる可能性があります。

ポイント計算の例

学歴 獲得ポイント
大学卒業(学士) 10P
修士または専門職学位 20P
博士学位(専門職学位を除く) 30P
※他の加点要素(職歴、年収、日本語力など)もあります

先生の一言

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代表行政書士

山 中 健 司

Kenji Yamanaka
自信あります!

「大学院を出ているとビザが取りやすいって本当ですか?」というご相談をよくいただきます。

たしかに、大学院卒は高度専門職ビザのような制度で優遇される場合があります。

ですが、実際のビザ審査では、学歴の「中身」と職務との関係性が大きなカギです。

当事務所では、これまでに多くの大学院卒の方のビザ申請をサポートしてきました。

「自分の専攻と職務の関係が説明できるか不安…」という方も、ぜひ一度ご相談ください。

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