日本とフィリピンの配偶者ビザの違いを徹底比較

フィリピンの配偶者ビザ(ノンクオータ移民ビザ/13Aビザ)について

日本人とフィリピン人の国際結婚では、結婚後に

  • 日本で暮らす
  • フィリピンで暮らす

という選択肢があります。

どちらの国で生活するかによって、取得するビザ制度も大きく異なります。

この記事では、

  • 日本の配偶者ビザ
  • フィリピンの配偶者ビザ(ノンクオータ移民ビザ/13Aビザ)

を比較しながら、どちらの国で暮らすか検討している方に向けて分かりやすく解説します。


日本で暮らす場合の配偶者ビザ

日本人の配偶者等(配偶者ビザ)

日本人と結婚した外国人が日本で生活する場合、「日本人の配偶者等」という在留資格を取得します。

この在留資格は、日本で夫婦として生活するためのビザです。

主な特徴

  • 日本人と法律上の結婚をしていること
  • 日本で夫婦として生活すること
  • 就労制限なし(自由に働ける)
  • 在留期間:1年・3年・5年

配偶者ビザは、日本の在留資格の中でも自由度が高いビザといわれています。


日本の配偶者ビザで重視されるポイント

日本の入管では、偽装結婚の防止のため審査が厳しく行われます。

例えば次のような点が確認されます。

  • 出会いのきっかけ
  • 交際期間
  • 交際の経緯
  • 写真
  • メッセージ履歴
  • 家族との関係

特に次のようなケースでは慎重に審査されることがあります。

  • 年齢差が大きい
  • 交際期間が短い
  • スピード婚
  • 離婚歴がある

👉 日本では、夫婦としての実態があるかどうかが重要な審査ポイントになります。


日本の配偶者ビザの詳細はこちら

日本の配偶者ビザについて詳しく知りたい方はこちらのページで詳しく解説しております。


フィリピンで暮らす場合の配偶者ビザ

ノンクオータ移民ビザ(13Aビザ)

日本人がフィリピン人と結婚し、フィリピンで生活する場合は、「ノンクオータ移民ビザ(13Aビザ)」を取得します。

このビザは、フィリピン人と結婚した外国人が取得できる移民ビザ(永住ビザ)です。

主な特徴

  • フィリピン人と結婚している外国人が対象
  • 最初は試用期間(仮永住)がある
  • 期間経過後に永住ビザへ切り替え
  • 永住資格として滞在可能

フィリピンの配偶者ビザは、日本の配偶者ビザとは違い、最終的に永住資格になる制度になっています。


フィリピンの配偶者ビザの仕組み

フィリピンの配偶者ビザには、最初に試用期間(仮永住期間)があります。

一般的な流れは次のようになります。

  1. ノンクオータ移民ビザ(13Aビザ)を申請
  2. 仮永住資格で滞在
  3. 一定期間経過後に永住資格へ切り替え

最終的にはフィリピンの永住資格として滞在できる仕組みです。


ビザ取得までにかかる期間

フィリピンの配偶者ビザは、日本よりも手続きに時間がかかることがあります。

目安として

  • ビザ手続き:約3カ月以上
  • 結婚手続きなどを含めると半年以上かかる場合もある

といわれています。


フィリピン配偶者ビザの申請方法

フィリピンの配偶者ビザは、申請者本人が窓口で申請する必要があります。

また、未成年者の場合には次のようなルールがあります。

  • 14歳未満は親が代理申請可能
  • 乳幼児以外の未成年は面談を求められる場合がある

フィリピン配偶者ビザの主な必要書類

  • ノンクオータ移民ビザ申請書(FA Form No.3)
  • 証明写真
  • 有効なパスポート
  • フィリピンで登録された結婚証明書
  • フィリピン人配偶者の出生証明書
  • 経済能力を証明する書類
  • 犯罪経歴証明書
  • 医師の診断書
注意点
  • 日本の書類は英訳が必要
  • 一部書類はアポスティーユ認証が必要
  • 追加書類を求められる場合があります

日本とフィリピンの配偶者ビザの違い

項目日本フィリピン
ビザ名称日本人の配偶者等ノンクオータ移民ビザ(13Aビザ)
管轄出入国在留管理庁フィリピン移民局
審査の重点偽装結婚対策結婚の事実・経済能力
在留期間1年・3年・5年最終的に永住
就労自由制限あり

同じ配偶者ビザでも、制度の考え方は大きく異なります。


日本とフィリピンどちらで暮らす?

国際結婚の場合、どちらの国で生活するかは重要なテーマです。

日本

  • 就労の自由度が高い
  • 生活インフラが整っている
  • 配偶者ビザの審査は厳しい

フィリピン

  • 永住制度がある
  • 家族と暮らしやすい
  • 外国人の仕事には制限がある

👉 それぞれの制度を理解したうえで、生活する国を検討することが大切です。


まとめ

日本とフィリピンでは、配偶者ビザの制度に大きな違いがあります。

  • 日本は配偶者ビザ(在留資格)
  • フィリピンはノンクオータ移民ビザ(13Aビザ)
  • フィリピンは最終的に永住資格になる
  • 日本は就労の自由度が高い

国際結婚では、どの国で生活するかによって必要な手続きが変わります。

配偶者ビザの手続きは個別事情によって大きく変わることもあるため、事前に制度を理解しておくことが重要です。


フィリピン人との結婚・配偶者ビザでお悩みの方へ

フィリピン人との国際結婚では、結婚手続きや配偶者ビザ申請について分からないことが多く、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

例えば、

  • 日本とフィリピン、どちらで先に結婚手続きをするべきか
  • 必要書類の準備や翻訳・認証はどうすればよいのか
  • 自分たちのケースで配偶者ビザが取得できるのか

といった点で悩まれるケースは少なくありません。

配偶者ビザは、書類の内容や準備の仕方によって結果が大きく変わるため、事前の準備がとても重要です。

弊所では、フィリピン人との結婚手続きから配偶者ビザ申請まで一貫してサポートしておりますので、少しでも不安がある方はお気軽にご相談ください。初回相談は無料で承っております。


フィリピン人の配偶者と日本で一緒に暮らしたい場合は?

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