国際結婚夫婦の子供の苗字について
日本人と外国人の夫婦の間の子供は、出生によって日本国籍を取得することになります（※海外で出生されたお子様の日本国籍を取得するためには、「出生届」を出生の日から3ヶ月以内に最寄りの在外公館等に届け出る必要があります）
そして、国際結婚で生まれた子供は、基本的に日本人親の戸籍に入り同じ苗字を名乗ることになります。
例えば、田中 花子さんとジョン スミスさんに子供（桜ちゃん）ができた場合、田中 花子さんがそのまま「田中 花子」という名前を使っているのであれば子供も「田中 桜」という名前になります。
田中 花子さんがジョン スミスさんとの国際結婚後に氏名の変更を行い「スミス 花子」を名乗っている場合、子供の名前は「スミス 桜」になります。
これは、結婚している夫婦の間に子供が生まれた場合、その子供は両親の戸籍に入るからです。今回の場合も同じで、日本人と外国人の夫婦の場合、外国人親に戸籍がないため子供は日本人親の戸籍に入り。親と同じ苗字を名乗ります。
日本の親が外国人親の苗字を名乗っていない状態で、子供が外国の親の苗字を名乗ることもできます。
ただし、家庭裁判所の手続きが必要になります。例えば、母親が「田中 花子」のまま、子供は「スミス 桜」にしたい場合などが当てはまります。
また、子供が外国の親の苗字を名乗る手続きをした場合、子供は日本人親の戸籍に入るのではなく、新たに作成された単独戸籍に入ることになります。
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