すでにある会社を活用して経営管理ビザを取得する|既存会社のメリット・デメリットをプロが解説
すでにある会社を活用して経営管理ビザ申請をするにあたり、申請条件を満たすだけでは十分ではありません。
この記事では、既存会社を活用する際の重要ポイントやメリット・デメリット、よくある質問をわかりやすく解説します。
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すでにある会社を使って経営管理ビザを申請する場合でも、資本金は3,000万円必要です。
もし資本金が足りない場合は、増資をしてから申請する必要があります。
その他の申請条件は変わりません。
すでにある会社を活用して経営管理ビザを取得する際の重要ポイント
結論として、日本国内の既存会社を使って経営管理ビザを取得することは可能です。ただし、申請条件を満たすだけでは十分ではありません。
既存の会社にはすでに役員がいるため、申請人が新たに役員として就任する場合には、申請人の役割や具体的な経営業務、そしてなぜ現経営陣ではなく申請人が必要なのか、といった合理的な理由が確認されます。
そのため、既存会社を利用する場合は、事業計画書で申請人が経営者としてどのような業務を行うかを明確に示すことが、申請条件に次ぐ重要なポイントとなります。
申請人の必要性を示す例文(文章)
『これまで一人の経営者が中心となり〇〇業界向けの営業および海外製品の仕入れを担当して事業を運営してきましたが、業界の業績不振により売上が大幅に減少し、一人で事業を維持・拡大することに限界が生じました。そのため、事業の安定的な継続と将来的な成長を図るため、即戦力として経験豊富な取締役を追加する必要があります。追加取締役は、経営判断や新規事業展開、海外取引の強化など、会社経営に不可欠な役割を担います。経営方針は、取締役間の合議で決定します。』
事業計画書に盛り込む業務分担表(例)
| 氏名 | 役職 | 役割 | エリア | 業務範囲 |
|---|---|---|---|---|
| A | 代表取締役 | 経営統括・新規営業戦略 | 国内各地域 | 会社全体の経営方針策定・事業計画を統括。国内営業活動全般、顧客開拓・管理を含む営業戦略の立案と実行。 |
| B | 取締役 | 既存顧客管理・海外戦略 | 国内・海外 | 国内外取引先との関係強化、新規取引先開拓、海外取引交渉、技術対応、仕入れコスト最適化を担当。 |
| C | 取締役 | 経営管理・総務統括 | 本社 | 経営計画に基づく数値管理・業務オペレーション最適化、社内調整、人材管理、業務効率化など経営管理業務を統括。 |
すでにある会社を活用するメリット・デメリット
メリット
設立手続きや費用を節約できる
外国人が新たに株式会社を設立する場合、手続きに1か月以上かかることもあります。法定費用は定款認証約5万円、登録免許税21万円、専門家費用10万円前後が一般的です。既存会社が経営管理ビザの申請条件を満たす場合、これらの時間と費用を大幅に節約できます。
デメリット
会社の決算状況や役員構成が審査で重視される
債務超過の会社や役員が複数いる場合は審査が厳しくなります。貸借上の利益剰余金があり、営業利益が確保されている会社であれば、経営の安定性・継続性が評価され、スムーズに審査が進みやすくなります。
すでにある会社を活用して経営管理ビザ申請のよくある質問
資本金が3000万円未満ですが申請できますか?
経営管理ビザには資本金3000万円以上が必要です。既存会社が3000万円未満の場合は、増資して基準を満たす必要があります。
役員報酬はいくらに設定すべきですか?出資割合に合わせる必要はありますか?
役員報酬は自社で自由に決定できます。出資割合に連動させる必要はなく、出資額・役割・業務範囲を踏まえ、合理的に説明できる金額であれば問題ありません。
役員に名前だけ入れて、申請人は経営に参加しません。問題ありませんか?
経営管理ビザは実際の経営活動が前提です。申請人が経営に参加しない場合は虚偽申請とみなされる可能性があり、必ず日本での経営活動を行うことが条件となります。
決算が赤字ですが申請できますか?
直近の赤字のみであれば、申請は可能な場合があります。債務超過に陥っていないこと、経営の実態があり、損益改善の見通しがあることが重要です。最終的には資料確認のうえで総合的に判断されます。
先生の一言
代表行政書士
山 中 健 司
Kenji Yamanaka既存の会社を活用して経営管理ビザを申請するケースは、増加傾向にあります。時間や費用の節約ができる一方で、審査では申請人の具体的な役割や会社の安定性が重要視されます。
特に、申請人が経営者としてどのような業務を行うのかを明確に示すことが、審査の結果に大きく影響します。事業計画書を活用し、現経営陣との役割分担や具体的な活動内容を整理しておくことが不可欠です。
また、資本金や決算状況、役員構成など、会社の状況次第で申請の難易度が変わります。単に条件を満たすだけでなく、ビザ取得後も実際に経営を行う体制が整っていることを示すことが、許可ポイントです。
既存会社を使った申請は工夫次第で大きなメリットがあります。準備を丁寧に行い、実態に即した申請書類を整えることで、スムーズなビザ取得が可能になります。
まずはすでにある会社の状況を整理し、最適な形で申請できるよう計画を立てましょう。
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