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実際に通った理由書を公開!永住ビザ申請の理由書の書き方について

永住ビザの申請で、もっとも悩むのが「理由書」の作成です。

この記事では、実際に通った理由書の例をもとに、書き方のポイントをわかりやすくご紹介します。

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永住ビザの理由書とは?

永住ビザの理由書は、あなたが「なぜ日本に永住したいのか」「どのような生活をしてきたのか」を審査官に伝える重要な書類です。

配偶者ビザから永住ビザ申請の場合は必須ではありませんが、その他のビザ(就労ビザなど)から永住ビザ申請をする際には、理由書の提出が必須となっています。そのため、理由書の内容によって審査結果が左右されるといっても過言ではありません。

審査官は、理由書を通じて「申請者が日本で安定的かつ継続的に生活していけるか」を判断しています。そのため、単なる感情論ではなく、具体的な生活状況や社会とのつながりを記載することが重要です。

審査官に気持ちが伝わりにくい理由書と伝わりやすい理由書の違いとは?

永住ビザ申請の理由書には正解があるわけではありませんが、審査官に気持ちが「伝わりにくい理由書」と「伝わりやすい理由書」には明確な違いがあります。

比較項目 伝わりにくい理由書 伝わりやすい理由書
文章構成 思いついた内容を箇条書きや時系列なしで記載 来日から現在までの流れが整理され、読みやすい
内容の具体性 「がんばります」「貢献したい」など抽象的な表現が中心 職場での具体的な業務内容や生活基盤が明記されている
社会とのつながり 「日本が好き」「文化が素晴らしい」といった表面的な記述 地域活動、友人関係、家族的交流などの具体的事実を記載
安定性の説明 収入や在職状況などの記載が曖昧または記載なし 年収や雇用形態、今後のキャリア展望まで言及
日本語表現 文法ミスや不自然な日本語が多く、読みづらい 簡潔で誠実な表現。文法も自然で好印象

審査官に気持ちが伝わりやすい理由の構成

また、理由書の構成に明確な決まりはありませんが、「この順番で書くとより伝わりやすい」という基本的な流れがあります。以下はその一例です。

  • 自己紹介(氏名、在留資格など)
  • 在留遍歴(上陸から現在までを時系列に沿って正確に記載)
  • これまでの日本での生活(居住歴、就労状況など)
  • 今後の展望と責任ある生活への意識

理由書の文章は1,000~1,500字程度が目安です。長ければ良いわけでもなく、要点を簡潔に、A4用紙一枚程度に読みやすくまとめることが大切です。

許可された永住ビザ理由書の実例と書き方のコツ

以下は、弊所がサポートした方が実際に提出し、永住許可を取得された理由書の一部抜粋です(個人が特定されないよう一部内容を修正しています)

永住許可申請理由書(例文抜粋)

私は、現在「技術・人文知識・国際業務」在留資格を在留期間5年で受けております○○と申します。〇年〇月に来日してから現在10年が経過しております。この度、私の永住許可申請を致したく、その理由をご説明申し上げます。

私は、〇年〇月にワーキングホリデーにて来日致しました。その後、〇年〇月に「技術・人文知識・国際業務」在留資格をいただきました。私は、来日してから〇年目になり、ワーキングホリデーから今までの職場で出会った友人や同僚、上司などは、外国人の私に親切で色々なことを教えて下さり、多くの方に支えられ今の私がおります。特に、日本の友人達は家族のような存在で、休日に一緒に旅行をしたり、日本文化を教えてくれるので、日本の奥ゆかしさを感じられます。また、来日してから様々な仕事に就きましたが、やはり〇〇関連の仕事をしたいと思い、現在の職場である○○会社(以下、「同社」と表記致します。)に入社致しました。私は同社に勤務する中で、○○を担当し、○○の業務に従事しております。同社では、日本全国にある営業所の方達とのやり取りが必要なため、かなりコミュニケーション能力が必要とされます。また、私にとって一番魅力的な所は、○○の業務を行うことです。○○をしている時は、本当に嬉しくやりがいを感じております。そして、お客様からお礼メールで、感謝や励ましの言葉をいただき何度も感動致しました。今後、お客様のために更なるサービスを提供できるよう努めてまいります。そして、私はこの素晴らしい日本という国で勤勉に働き、日本と○○を繋ぐ架け橋になりたいと思っております。そして、もっと日本社会と日本の方々に恩返しがしたいので日本に住み続け、より日本社会に順応し貢献できるよう一層努力をして参る所存です。

私は、日本で暮らし始めて10年以上が経過しております。日本での長い暮らしを通じ、私は来日当時には馴染みのなかった日本の文化や生活習慣にも馴染んでおります。また、年収は○○万円あるため安定した生活収入を得ることもできておりますので、この先日本で暮らしていくことに何の不安もございません。現在の仕事や職場の同僚、そして日本の友人に出会い、日本で暮らしていることは、私の人生にとって重要な部分を占めておりますので、私はこの先も○○へ戻って暮らすことは考えておりません。そのため、私の生活基盤となっているこの日本で、私は今後も末永く暮らして行くことを強く望んでおり、少しでも安定した在留資格をいただきたいと思い、この度の永住許可申請を決意致しました。

最後に私は日本の法やルールをきちんと守り暮らしてきました。これからも、日本の法やルールを守り責任ある生活を送っていきます。

以上の事情をご理解頂き、私の永住許可申請に格別のご配慮を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

この例では、「長期の在留・就労実績」「友人や職場の同僚・上司との関係」「日本に生活基盤ができていること」「今後の意欲」がバランスよく含まれています。感情面だけでなく、事実に基づいて構成することが、許可を得るためのポイントです。

まとめ:理由書は「あなたらしさ」を伝えるチャンス

永住ビザの理由書は、単なる形式的な書類ではなく、「なぜ日本で暮らし続けたいのか」を審査官に伝える大切な機会です。

過去の生活、今の安定性、そしてこれからの展望までを丁寧に言葉にすることで、「この人なら日本でしっかりと生活していける」と納得してもらえる理由書になります。

先生の一言

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代表行政書士

山 中 健 司

Kenji Yamanaka
自信あります!

理由書は、単なる「作文」ではなく、審査官との「対話」のようなものです。

実際にサポートしていても、「何を書けばいいのか全くわからない」という声をよくいただきます。

一人で悩みながら書くのではなく、専門家のサポートを受けることで、自分では気づかなかった強みやエピソードを引き出すことも可能です。

理由書の完成度は、永住許可に向けた重要な一歩です。「伝わる理由書」を一緒に作っていきましょう。

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