永住ビザの難易度とは?難しいとされる理由と不許可を防ぐ方法
出入国在留管理庁が公表しているデータを見ると、永住申請の許可率はわずか65.6%。申請者の約3〜4割が不許可となっているのが実情です。
この記事では、永住ビザの難易度が高いと言われる背景や不許可につながりやすい原因、そして実際に許可された事例をもとに、永住申請のためにできる具体的な対策をご紹介します。
「永住許可・永住権のことでお困りごとや悩みごとがある場合は、お電話またはメールにてご相談ください。(相談無料)」
日本の永住許可申請をお考えなら、是非ともコモンズ行政書士事務所へ!
コモンズは、ご相談件数が年間3,000件越えという日本トップクラスです!
ご依頼ポイント
永住料金
初回相談無料
返金保証あり
追加料金なし
日本全国対応
許可率98%以上
コモンズは常にフルサポート
- 許可率・実績ともに日本トップクラス企業!
- 永住許可申請のフルサポートをお約束します!
お問い合わせ(相談無料)
永住許可の現実:申請の約3〜4割が不許可に
出入国在留管理庁の2023年統計によると、永住ビザの申請件数は50,986件。そのうち許可されたのは33,470件、許可率は65.6%でした。
| 年度 | 処理件数 | 許可件数 | 許可率 |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 50,986件 | 33,470件 | 65.6% |
つまり、永住申請を行った方のうち、実に3〜4割が不許可となっているのが現状です。
永住ビザが難しいとされる3つの理由と落とし穴
永住許可が難しいとされる背景には、以下の3つの主な理由があります。
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 理由1:在留期間の長さ | 原則として「10年以上日本に継続して在留していること」が必要。さらに、そのうち5年は就労可能なビザである必要があります。 |
| 理由2:長期出国による継続性の欠如 | 3か月以上の海外滞在があると、「継続的な在留」と見なされないリスクがあります。出入国履歴の確認が重要です。 |
| 理由3:税・社会保険の未納 | 住民税・所得税・年金・健康保険料の支払い状況が厳しく見られます。1日でも納付の遅れがあると、審査に影響を及ぼします。 |
📌 特に多い落とし穴
特に不許可になる理由として「年金に未加入だったことに気づかなかった」「一部の税金が未納になっていた」といったケースが多く見られ、申請前の事前チェックが非常に重要となります。
永住ビザ申請、難しさは人それぞれ――不許可を防ぐための対策
永住申請の難易度は一律では語れません。申請者の現在の在留資格や日本での生活歴、納税・保険の状況などによって、申請のハードルは異なります。
弊所では、
- 年間100日以上の出国歴があり、継続在留が不安視された方
→ 出国の理由を明確に説明し、仕事や家庭の状況を裏付ける資料を添付することで対応しました。 - 直近2年間、年金に加入していなかった方
→ 正当な未加入理由を整理し、現在の加入状況を証明することで誠実さを示しました。 - 税金の納付が遅れた時期がある方(審査対象期間内に遅延があったケース)
→ 納付の遅れが一時的なものであることを説明し、現在はすべて納付済みである証明書を提出しました。
こうした個別対応を行うことで、厳しいとされるケースでも許可を得られた例は多数あります。
このように、問題点を正面から整理し、補足説明や資料を工夫することで、ご自身では「難しいのでは」と感じる状況でも、対策次第で十分チャンスがあるケースは少なくありません。
もし、今から永住申請を目指す場合、まずは一度、今の状況を整理し、どのような課題があるのかを明確にしてみましょう。
先生の一言
代表行政書士
山 中 健 司
Kenji Yamanaka永住ビザは、日本で安定して暮らすための大きな一歩です。
しかし、許可率は6割台にとどまり、想像以上に難易度が高いのが現実です。
永住申請をするのなら、条件の見落としや書類のミスでチャンスを逃さないよう、早めの準備と正確な対策が欠かせません。
「本当に今申請できるのか?」「何を直せば通るのか?」とお悩みの方は、ぜひ一度、弊所までご連絡下さい。
経験豊富な行政書士がお客様の状況を整理し、永住申請が許可なる可能性を高めるお手伝いをいたします!
こちらもおすすめ
都道府県別にページをご用意しました
私たちコモンズのご案内