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Q:留学ビザから経営・管理ビザに変更した後も大学に通学することは可能ですか?
日本の大学に通うために留学ビザで来日しました。その後、在学中に日本で起業したいと思うようになり、留学ビザから経営・管理ビザに変更しようと考えています。しかし、現在通っている大学についても卒業したいと考えています。そのため、経営・管理ビザに変更後も会社を経営しながら大学に通いたいと考えているのですが可能でしょうか?それとも、経営・管理ビザに変更した場合は大学を中途退学する必要があるのでしょうか?
A:経営・管理ビザに変更後も会社を経営しながら大学に通うことは可能です!
経営・管理ビザに変更した後も、大学に通うことは可能です。また、大学に通うことは報酬を伴う活動ではないため資格外活動許可も取得する必要はありません。そのため、会社の運営を行いながら大学を卒業するケースも珍しくありません。しかし、留学ビザから経営・管理ビザに変更する際に注意していただきたい点があります。
留学ビザから経営・管理ビザに変更する際の注意点
会社の経営と大学での勉学のどちらが主な活動になるのかを、申請の際にしっかりと伝えないと変更できない可能性があります。
例えば、平日のほとんどが大学で勉強しており、会社の経営に使える時間がほとんどないような場合は経営・管理ビザに変更するのは難しい可能性が高いです。逆に、大学から卒業見込をいただいているような場合は、大学に通う時間は少なくなるので、経営・管理ビザに変更できる可能性が高くなります。
留学ビザから経営・管理ビザに変更する際は、会社経営を行う時間が十分確保できることを伝えるようにしましょう。
留学ビザから経営・管理ビザへの変更申請は専門家に依頼しましょう
留学ビザから経営・管理ビザへの変更申請は通常の就労ビザへ変更申請を行う場合と比べて、審査が厳しくみられる可能性があります。また、申請書類として多くの資料を準備をする必要と独自の書類を作成する必要がありますが、行政書士のサポートを受けることで、スムーズに進めることが可能です。
留学ビザから経営・管理ビザへの変更申請にあたり、不明点がある場合や困った点がある場合など、専門的なアドバイスが必要な場合は、ぜひ行政書士に相談してください。