お客様から聞かれたことを行政書士が回答します!
Q:永住ビザ申請で過去5年間のうち、1年だけ年収が300万円以上ない場合はどうすればよいですか?
永住ビザ申請をするために過去5年間の課税証明書を用意しましたが、1番古い年度のみ300万円以下の給与収入額となっていました。永住ビザ申請では過去5年間の年収が300万円以上ないと不許可になってしまうと聞いたのですが、どうすればよいでしょうか?
A:過去5年間の年収が300万円以上ない場合でも、永住ビザ申請が許可となる可能性は十分あります!
永住ビザ申請では、過去5年間の年収が300万円以上ある場合に許可が多いことは事実です。
しかし、永住ビザ申請を行う申請人の状況によっては、5年間全ての年収が300万円以上ないこともあります。
例えば、留学ビザから就労ビザへ切り替えた場合は4月から働き始めることがあり、最初の年度が年収300万円ないことが多いです。この場合は、最初の年度が年収300万円ない理由について説明書を作成するようにしましょう。
年収が300万円ない理由について合理的な理由があれば、永住ビザ申請が許可となる可能性は十分ありますので諦めず専門家に相談するようにしましょう。
年収が300万円ない場合、申請人が所有している資産で将来の生活の安定性を伝えることができれば、許可をいただける可能性があります。資産として考えられるのは、預金・証券や所有不動産などがありますので、永住ビザ申請をする際は、年収だけでなく資産も含めて総合的に安定しているか判断するようにしましょう。
永住ビザ申請は専門家に依頼しましょう
永住ビザ申請は多くの書類の準備をする必要と独自の書類を作成する必要がありますが、行政書士のサポートを受けることで、スムーズに進めることが可能です。
永住ビザ申請にあたり、不明点がある場合や困った点がある場合など、専門的なアドバイスが必要な場合は、ぜひ行政書士に相談してください。