短期滞在ビザの有効期限とは
短期滞在ビザの申請は来日される外国人がお住いの地域を管轄する日本大使館または総領事館で審査されます。そして、無事に審査が許可になりましたら、外国人のパスポートにシールが貼られる形でビザ(査証)が発給されます。
ただ、こちらのビザ(査証)には有効期限があり、発給日から3ヶ月以内に使用しないと期限が切れてしまいます。
また、期限が切れてしまうと来日するためには再び短期滞在ビザの申請を一から行なわないといけなくなります。
よくいただくご質問ですが、「短期滞在ビザの有効期限」と「日本に滞在できる日数」は別に数えられますので、短期滞在ビザの許可になってから早く来日しないと、日本に滞在できる日数が短くなるということはありません。
短期滞在ビザの有効期限 | 海外にある日本大使館または総領事館で許可されてから3ヶ月以内 |
日本に滞在できる日数 | 日本に到着した日から、許可を受けた日数分 ※ 許可の日数は15日以内、30日以内、90日以内のいずれか |
例えば、4/1に短期滞在ビザの許可をいただいた場合、7/1までに有効期限があります。そして、このとき90日以内滞在できる許可をいただけていたのであれば、7/1から日本に入国すると9/29まで日本に滞在できることになります。
短期滞在ビザの有効期限は許可から3ヶ月となりますが、短期滞在ビザで日本に滞在できる最長日数は90日間になります。うっかり、日本に滞在できる日数を勘違いして超えてしまうとオーバーステイになってしまい、次回の来日しようとしたときに影響が出てしまうかもしれませんので注意しましょう!
短期滞在ビザの有効期限について行政書士が詳しく解説 ~まとめ~
短期滞在ビザ申請は、来日を希望される時期から逆算して準備をする必要があります。
準備が早すぎると来日したい時期に来日できなくなってしまうかもしれません。一方で来日されるぎりぎりの準備になってしまうと、来日したい時期に短期滞在ビザの取得が間に合わなくなってしまうこともあります。
余裕をもって準備を進めるのであれば来日を希望される3~4か月前からがお勧めです。
短期滞在ビザ申請にあたり、ご不安がある場合や、専門的なアドバイスが必要な場合は、ぜひ行政書士に相談してください。