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国際結婚後、配偶者ビザ申請をするとなると一番大事な書類というとお互いの国の「結婚証明書」になります。

このページでは日本の結婚証明書である戸籍謄本と、韓国の結婚証明書は婚姻関係証明書について詳しく解説いたします。

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日韓カップルが国際結婚後に知っておきたいことを3つに絞り書いてみました。

1. 日本人と韓国人はお互いの国をノービザで行き来できます。どちらの国でも長期滞在する場合は結婚ビザが必要です。
2. 日本で先に結婚した後、韓国で結婚することを日本方式と言います。
3. 韓国で先に結婚した後、日本で結婚することを韓国方式と言います。
4. 韓国の結婚証明書の正式名称は「婚姻関係証明書（혼인관계증명서）」になります。
5. 日本では、戸籍全部事項証明書（戸籍謄本）が結婚証明書の代わりとなります。
6. 韓国の婚姻関係証明書には「一般」と「詳細」という種類があります。
7. 日本でも韓国でも、婚姻届を提出した日の当日に結婚証明書を受け取ることはできません。
8. 日本国内にある韓国の大使館・総領事館等で婚姻関係証明書を取得することができます。

日本には結婚証明書という名前の証明書はありませんが、代わりに婚姻事項が記載された戸籍全部事項証明書（戸籍謄本）を求められます。ただし、日本で先に結婚手続きをした後、相手国での結婚手続きの際に戸籍謄本ではなく、婚姻受理証明書を求められることもあります。

韓国の結婚証明書である、婚姻関係証明書（혼인관계증명서）は、本人の結婚や離婚に関する情報が記載された書類になります。基本的に2枚構成になっており、1枚目に基本事項が、2枚目に交付時間や申請者の情報が記載されています。

婚姻関係証明書の内容に関して軽く説明しておくと、特定登録事項欄と一般登録事項欄があり、特定登録事項欄には現在有効な結婚関係にある配偶者が記載されます。また、一般登録事項欄には配偶者の氏名・生年月日・国籍等と共に婚姻申告を行った日と処理官署が記載されます。

また、婚姻関係証明書には「一般」と「詳細」という種類があります。一般は現在の記録のみ記載されております。詳細は現在の記録と過去の履歴が全て掲載されています。そのため、婚姻歴・離婚歴が増えるにつれ出力される枚数が増えることになります。

結婚後の名字(苗字)について
韓国は、夫婦別姓の国です。また、日本は夫婦同姓の国ですが、国際結婚の場合は結婚相手に戸籍がないため、夫婦別性となります。そのため、日本人と韓国人が結婚した場合、名字(苗字)が変わることはありません。ただし、日本人の場合は届出をすれば韓国人配偶者と同じ苗字に変更することができます。

結婚後の国籍について
日本人が韓国人と結婚した場合、国籍は変わりません。また、韓国人の国籍も変わりません。

結婚後のビザについて
日本も韓国も、結婚後に一緒に暮らす場合は配偶者ビザを取得する必要があります。韓国の配偶者ビザは「結婚移民(F-6)ビザ」という名称であり、主に日本にある韓国大使館・総領事館で申請をすることになります。