韓国に渡航して結婚手続きをする
国際結婚をする場合、どちらの国で先に結婚をするか悩みますが、既に韓国で暮らしている方や国際結婚後に韓国で暮らす予定の方には、韓国に渡航して結婚手続きする方法をおすすめしています。
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韓国に渡航して結婚手続きをするのための3つのポイント
韓国に渡航して結婚手続きをするのためには、韓国にいる韓国人婚約者と連携し、書類の準備不足が無いように気をつけましょう。
- 観光目的で90日以内の滞在であれば、日本国民はビザなしで韓国に入国できます。
- 提出先の韓国の市役所・区役所によって必要書類が微妙に異なるため、必ず事前確認をしてもらいましょう。
- 結婚手続きにかかる期間は、書類の準備から日韓両国での登録が完了するまでおおよそ1ヶ月〜2ヶ月程度です。
韓国に渡航して結婚手続きをする流れ
- 日本人の婚姻要件具備証明書を取得する
- 日本人の婚姻要件具備証明書を韓国語に翻訳する
- 韓国の市役所・区役所等で婚姻届を提出する
- 韓国人の婚姻関係証明書および家族関係証明書を取得する
- 韓国人の婚姻関係証明書および家族関係証明書を日本語に翻訳する
- 日本に帰国する
- 日本の市町村役場へ婚姻届を提出する
日本人の婚姻要件具備証明書の取得方法
婚姻要件具備証明書は、別名「独身証明書」とも呼ばれ、日本人が海外で結婚する際に、その日本人が日本の法律に基づいた結婚の条件を満たしていることを公的に証明する書類となります。婚姻要件具備証明書には3通りの取得方法があります。
- 韓国にある日本大使館・総領事館で取得する
- 日本にある法務局で取得する
- 日本の市区町村役場で取得する
韓国にある日本大使館・総領事館で取得する場合の注意点
韓国にある日本大使館・総領事館で婚姻要件具備証明書を取得する場合、日本人の戸籍謄本を日本で取得してから、二人で韓国にある日本大使館・総領事館へ行く必要があります。
日本にある法務局・市区町村役場で取得する場合の注意点
日本にある法務局・市区町村役場で婚姻要件具備証明書を取得する場合、提出先の韓国の市役所・区役所によって婚姻要件具備証明書にアポスティーユが必要な場合とそうではない場合がありますので、提出先に事前に確認しておきましょう。
本来であれば、日本で発行された書類を海外の役所に提出する場合はアポスティーユの取得が必要になります。ですが、韓国の場合はアポスティーユがなくても結婚手続きができるケースがあるようです。ただし、アポスティーユは取得しておいても無駄ではないので、提出先の市役所・区役所からアポスティーユが必要と言われなくても取得しておくことをおすすめします。
韓国に渡航して結婚手続きをする際の必要書類
韓国の市役所・区役所へ婚姻届を提出する際の必要書類
- 婚姻申告書
- 韓国人の家族関係証明書
- 韓国人の住民登録証
- 日本人の戸籍謄本+翻訳文
- 日本人の婚姻要件具備証明書+翻訳文
- 日本人のパスポート
婚姻届の受理は約1週間程度かかる
韓国の市役所・区役所へ婚姻届を提出した場合、約1週間程度で日本の市町村役場へ婚姻届を提出する際の必要書類が発行できるようになります。
日本の市町村役場へ婚姻届を提出する際の必要書類
- 婚姻届
- 基本証明書+翻訳文
- 婚姻関係証明書+翻訳文
- 家族関係証明書+翻訳文
- 日本人のパスポート
韓国での結婚手続き後、韓国にある日本国大使館・総領事館へ婚姻届を提出することもできます。ただし、韓国にある日本国大使館・総領事館へ婚姻届を提出した場合、婚姻した事実が日本の戸籍に反映されるまでに1ヶ月~1ヶ月半程度かかります。そのため、日本に帰国する予定がある場合は日本の市町村役場へ、しばらく日本に帰国する予定がない場合は韓国にある日本国大使館・総領事館へ婚姻届を提出することをおすすめします。
役立つ情報
【夫日本人・妻韓国(朝鮮)人の婚姻件数】
2022年 | 1,224 組 |
---|---|
2021年 | 1,284 組 |
2020年 | 1,300 組 |
2019年 | 1,678 組 |
2018年 | 1,779 組 |
【夫韓国(朝鮮)人・妻日本人の婚姻件数】
2022年 | 1,551 組 |
---|---|
2021年 | 1,561 組 |
2020年 | 1,575 組 |
2019年 | 1,764 組 |
2018年 | 1,641 組 |
先生の一言
代表行政書士
山 中 健 司
Kenji Yamanaka韓国に渡航して結婚手続きをするのためのアドバイスはコモンズ行政書士事務所にお任せください!
韓国人と日本人の結婚手続きは、他の国と比べるとそこまで難しいものではありませんが、韓国の市役所・区役所によって必要書類が異なるなど注意しなければいけないポイントがそれなりにあります。
何度も日本と韓国を往復するような事態にならないようにするためにも、経験豊富なプロのサポートの元、サクサク手続きを進めていきましょう!
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