香川県にお住まいのアイルランド人男性から永住ビザ申請のご依頼を受けました。
約11年前に教育ビザで来日し、来日から10年以上経過したため、永住ビザを申請したいという事例です。
この方は、アイルランドの大学を卒業後、JETプログラムを通して来日され、現在は教育委員会と直接雇用契約を結び、教育ビザで働かれています。年収が約300万円、貯金額が約500万円以上のため、スムーズに申請を進めることができました。
担当者
JETプログラムとは、「語学指導等を行う外国青年招致事業」(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略称で、海外の青年を招致し、地方自治体、教育委員会及び全国の小・中学校や高等学校で、国際交流の業務と外国語教育に携わることにより、地域レベルでの草の根の国際化を推進することを目的としています。
永住ビザ申請の内容
来日から永住ビザ申請までの経緯
来日
2012年4月
JETプログラムへの参加により教育ビザで来日(その後、ALTとして各地の小・中学校で働く)
転職
2019年4月
現在の職場へ転職
永住許可申請
2022年5月
永住ビザの申請書類一覧表
申請人に関する資料
- 永住許可申請書
- 履歴書
- 永住許可申請理由書
- 住民票
- 在籍証明書
- 所得課税証明書(5年分)
- 納税証明書に関する補足説明書
- 納税証明書(4年分)
- 納税証明書(その3)
- 残高証明書
- パスポートの写し
- 在留カードの写し
- 健康保険 被保険者証の写し
- 被保険者記録照会回答票
身元保証人(友人:***)に関する資料
- 身元保証書
- 住民票
- 在職証明書
- 所得課税証明書
- 納税証明書
※ 現在は、必要書類が異なるため要注意
その他の資料
- 推薦状
- 了解書
- 申請書類について
プロの視点でチェック
永住ビザ申請のポイント
- 特になし
- 年金保険料の遅延・滞納
- 年金免除期間がある
- 健康保険料の遅延・滞納
- 住民税の遅延・滞納
- 年収に不安がある
- 産休・育休期間がある
- 扶養人数が多い
- 法律違反がある
- 資格外活動違反がある
- 14日以内の届出をしていない
- 在留資格と活動内容が一致していない
- 居住要件に不安がある
- 就労要件に不安がある
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去のビザ申請で記載した内容を覚えていない
- 過去に永住ビザ申請が不許可になっている
- 同居の家族に上記いずれかの問題がある
- その他
先生の解説
その他(納税証明書に関する補足説明書について)
永住ビザ申請では、過去5年間の住民税の納税証明書を提出する必要があります。しかし、市区町村役場によっては保管期限の都合で3年以上前の納税証明書が発行できないところもあるようです。今回、約5年前の納税証明書が、保管期限の都合で発行できなかったことからその旨を納税証明書に関する補足説明書で説明しております。
先生のコメント
担当者
市区町村役場によって、最新年度を含め5年間分までのところが多いようですが、最新年度を含めて4年分や過去3年分のみといったところもあります。
関連リンク
ページ番号:S-00002435