大阪府にお住まいの中国人男性から永住ビザ申請のご依頼を受けました。
約11年前に日本語学院に入学するため留学ビザで来日し、来日から10年以上(就職してから6年以上)経過したため、永住ビザを申請したいという事例です。
この方は、日本語学院を卒業後、服飾専門学校に進学。そして日本の企業に就職し、現在は技術・人文知識・国際業務ビザで働かれています。年収も過去5年間を通して平均500万円あるため、スムーズに申請を進めることができました。
担当者
転職も1回のみ(※1社目を退職してすぐに2社目に入社)と、何の問題もない方でした!
永住ビザ申請の内容
来日から永住ビザ申請までの経緯
来日
2011年4月
兵庫にある日本語学院に通うため留学ビザで来日(2013年3月に日本語学院を卒業)
進学
2013年4月
服飾専門学校への進学にともない技人国ビザへ変更(2016年3月に服飾専門学校を卒業)
就職
2016年4月
大手アパレルブランドに就職
転職
2019年7月
現在の会社に転職
永住許可申請
2022年2月
永住ビザの申請書類一覧表
申請人に関する資料
- 永住許可申請書
- 永住許可申請理由書
- 履歴書
- 住民票
- 在籍証明書
- 年収確認表
- 給与所得の源泉徴収票の写し
- 市民税・府民税証明書(5年分)
- 納税証明書(5年分)
- 納税証明書(その3 未納税額のない証明用)
- 健康保険 被保険者証の写し
- パスポートの写し
- 在留カードの写し
- 被保険者記録照会回答票
身元保証人に関する資料
- 身元保証書
- 住民票
- 在籍証明書
- 市民税・府民税証明書
- 納税証明書
その他の資料
- 勤務先のホームページ写し
- 推薦状
- 了解書
- 申請書類について
プロの視点でチェック
永住ビザ申請のポイント
- 特になし
- 年金保険料の遅延・滞納
- 年金免除期間がある
- 健康保険料の遅延・滞納
- 住民税の遅延・滞納
- 年収に不安がある
- 産休・育休期間がある
- 扶養人数が多い
- 法律違反がある
- 資格外活動違反がある
- 14日以内の届出をしていない
- 在留資格と活動内容が一致していない
- 居住要件に不安がある
- 就労要件に不安がある
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去のビザ申請で記載した内容を覚えていない
- 過去に永住ビザ申請が不許可になっている
- 同居の家族に上記いずれかの問題がある
- その他
先生の解説
ワンポイントアドバイス
永住ビザ申請では、給与所得の源泉徴収票の写しは必要ありませんが、今年度の年収が過去の年収を上回っている金額であったため、生活がより安定していることを証明する資料として給与所得の源泉徴収票の写しを追加で提出しております。
先生のコメント
担当者
身元保証人に関する資料として、身元保証書の他に住民票、在籍証明書、市民税・府民税証明書、納税証明書を提出しておりますが、現在は身元保証書と身元を証明する資料(※運転免許証の写し等)となっております。
関連リンク
ページ番号:S-00001633