東京都にお住まいのアラブ人男性から永住ビザ申請のご依頼を受けました。
約3年前に経営・管理ビザで来日し、高度専門職ビザを取得していないものの、高度人材ポイントが継続して80点以上あるため、永住ビザを申請したいという事例です。
この方は、海外にある石油会社のマネージャー及び日本支社社長として3年前から働かれています。日本の大学院の修士課程を修了されており、年収は3000万円以上、日本留学時に日本語能力試験N1に合格されているなど、高度人材ポイントを計算したところ合計120点という結果だったため、永住ビザ申請を進めさせていただきました。
担当者
今回の方は来日4年目での申請でしたが、高度人材ポイントが80ポイント以上ある場合、最短1年で永住ビザ申請をすることができます!
永住ビザ申請の内容
来日から永住ビザ申請までの経緯
来日
2020年7月
海外にある石油会社の日本支社社長として経営管理ビザで来日
永住許可申請
2023年8月
永住ビザの申請書類一覧表
申請人に関する資料
- 申請書類について
- 永住許可申請書
- 履歴書
- 永住許可申請理由書
- 住民票
- 特別区民・都民税課税証明書
- 特別区民・都民税納税証明書
- 納税証明書(その3 未納税額のない証明用)
- パスポートの写し
- 在留カードの写し
- 健康保険被保険者証の写し
- 被保険者記録照会回答票
- 社会保険料納入証明書
- 国民健康保険料納付額証明書
- 預金通帳の写し
高度専門職ポイントに関する資料
- 高度専門職ポイント計算表(2通)
- 高度専門職ポイントの各項目に関する疎明資料
・卒業証明書及び日本語訳文の写し
・履歴事項全部証明書
・日本語能力試験 合否結果通知書及び日本語能力認定書(1級)の写し
身元保証人に関する資料
- 身元保証書
- 運転免許証の写し
その他の資料
- 了解書
- 勤務先のホームページの写し
- 勤務先のパンフレットの写し
- 申請書類について
プロの視点でチェック
永住ビザ申請のポイント
- 特になし
- 年金保険料の遅延・滞納
- 年金免除期間がある
- 健康保険料の遅延・滞納
- 住民税の遅延・滞納
- 年収に不安がある
- 産休・育休期間がある
- 扶養人数が多い
- 法律違反がある
- 資格外活動違反がある
- 14日以内の届出をしていない
- 在留資格と活動内容が一致していない
- 居住要件に不安がある
- 就労要件に不安がある
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 過去のビザ申請で記載した内容を覚えていない
- 過去に永住ビザ申請が不許可になっている
- 同居の家族に上記いずれかの問題がある
- その他
先生の解説
その他(預金通帳の写しについて)
今回の永住申請にあたり、住民税を普通徴収の方法により納付(口座振替)しているため、直近1年分の支払いが確認できる預金通帳の写しをご提出しております。
先生のコメント
担当者
高度専門職ビザに切り替えていない場合でも、みなし高度専門職として永住申請をすることができます!
関連リンク
ページ番号:S-00003548