岡山県にお住まいの日本人男性から定住者ビザ申請のご依頼を受けました。
約半年前にインドネシア人女性と結婚し日本で一緒に暮らしていたが、妻が日本での生活に慣れたため、妻の連れ子のビザを取得したいという事例です。
今回の場合、連れ子は6歳であり、未婚の状態で生まれた子どもになります。母の来日後は、母方の祖父母が養育しているとのことでした。現在、ご依頼者様は夫婦2人暮らしをされており、世帯年収は1,000万円と生活も非常に安定されているため、スムーズに申請を進めることができました。
担当者
定住者ビザ申請をする際は「連れ子の年齢」「連れ子の親権」「身元保証人の収入状況」の3点が重要なポイントになります。
定住者ビザ申請の内容
定住者ビザ申請に至るまでの経緯
出生(連れ子)
2012年2月
未婚の母から生まれる
母の結婚
2017 年11月
インドネシア人の母が日本人男性と結婚(結婚後、母のみ来日)
定住者ビザ申請
2018年5月
定住者ビザの申請書類一覧表
申請人に関する資料
- 在留資格認定証明書交付申請書
- パスポートの写し
- 出生登録証及び日本語訳文
- 申請理由書
- 家族の写真
身元保証人(義父:***)に関する資料
- 身元保証書
- 在留カードの写し
- 住民票
- 戸籍謄本
- 雇用証明書
- 市県民税(所得・課税)証明書
- 納税証明書
- 残高証明書
その他の資料
- 在留資格認定証明書交付申請書類について
- 返信用封筒
プロの視点でチェック
定住者ビザ申請のポイント
- 特になし
- 実質的な婚姻期間が3年以下
- 安定した収入がない
- 日本人の実子がいない
- 日本人の実子の親権・監護権がない
- 日本人の実子を養育していない
- 14日以内の届出をしていない
- 海外の親権証明書がない
- 海外の扶養証明書がない
- 17歳の誕生日を過ぎている
- 法律違反がある
- 過去のビザ申請で嘘の記載がある
- 身元保証人の保証力に不安がある
- その他
先生の解説
ワンポイントアドバイス
定住者ビザの在留期間は「5年」「3年」「1年」「6月」の4種類あり、希望は出せますが希望通りになるとは限りません。
先生のコメント
担当者
定住者ビザ申請では配偶者ビザ申請と同じで、連れ子の来日後もご家族が日本で安定した生活ができるか?という点が審査されます。収入に自信がない場合は追加の身元保証人を用意するなどで対応しましょう。
関連リンク
ページ番号:S-00002252